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【体験記】 地域おこし協力隊 観光物産協会インターンシップ体験記vol.2

 こんにちは!
 1月15日~28日にかけて一般社団法人陸前高田市観光物産協会のもとで活動させていただきました、河合駿と申します!昨年は11月にお試し地域おこし協力隊として陸前高田を訪れました。
そこで、まちの防災や地域資源の現状を見て得た気づきがたくさんあり、『まちをつくる当事者としてもっと多くの人に高田の良さを広めていき、高田を訪れるきっかけを作っていきたい。』そうした思いからこの2週間のインターンに参加することを決めました。僕がこの2週間でどんな活動を行い、何を感じたのか、このレポートに書き記していきたいと思います。

陸前高田市 地域おこし協力隊インターンシップ


活動レポート

 

 

 

地域おこし協力隊インターン①

~観光事業者の視点から施設をみる~



 インターンの活動の中で僕が最初に取り組んだのは、陸前高田の各施設を訪問し、事業者の視点から特徴を探り、レポートにまとめる活動です。訪れた施設は「陸前高田市立博物館」、「いわてTSUNAMIメモリアル(東日本大震災津波伝承館)」、「道の駅高田松原」でした。

 ただの旅行者の視点だけでなく、施設を運営する側として、どのような仕掛けや工夫が施されているか、という視点で見ると新たな気づきや発見が多くありました。

その一つとして、「陸前高田市立博物館」では、施設内のところどころの壁や床にプロジェクター映像の投影や、等身大の展示品があり、陸前高田の歴史を目に留まりやすい形で表現されていること。これは、初めて訪れた観光客が展示を見て飽きることなく楽しむことができる工夫なんです。また、子ども向けのパズル、塗り絵コーナーもあり、子連れの家族にもそこで体験し、好奇心を引き立たせる仕掛けが施されていました。高田の歴史を見るために1回きりでなく、もう一度行きたい、そう思わせてくれた博物館でした。

  


                             


    



展示コーナー:博物学の世界 





    









子ども体験用塗り絵コーナー

 






地域おこし協力隊インターン②

~モビリティ体験で得られる学び~



 インターン期間中は、これまで乗っていなかったグリスロパークガイドに乗車をしました。道の駅から出発し、今泉地区や高田町を周遊しながら、震災当時の状況をガイドの方から聞いて、より高田の歴史について理解を深めることができました。

 また、当日観光にきたお客さんで、グリスロを見て「これは何ですか?」という質問をした方を見かけました。このことから、モビリティガイドの体験は、まだまだ認知が広がっていないのではないか、と感じ、観光施設のみならず、乗車などの体験でしか得られない発見があることを周知していきたい。そう強く思った瞬間でもありました。



 




グリスロ乗車体験

 







地域おこし協力隊インターン③

~みちのく潮風トレイルをインバウンドの視点から~


 青森から福島までの三陸沿岸沿い約1000㎞の道を歩く「みちのく潮風トレイル」。インターンではその「みちのく潮風トレイル」に関わりのある人や愛する人が集う分科会に参加しました。そこでは、トレイルの認知度向上やリピーター、食事、多国籍の旅人に関する施策などについて意見交換をしました。その中で、僕が注目したのは、外国人トレイラーに対しての宿泊業者の言語問題でした。トレッキングは海外での人気も非常に高く、多くの外国人トレイラーが三陸にも訪れるのだそうです。そこで道中で個人経営の民宿に泊まろうとすると、うちは外国語対応できないからと宿泊をお断りすることもあるそう。せっかくトレイルを楽しんでいるのに、宿に泊まれない、なんてことがあるとトレイラーにとっては困りますよね。僕はこの課題について宿泊業者のスタッフ教育や言語のアプリケーションの導入を進めていくべきだと感じました。

そして、もっとトレイルの実情を知るため、まず陸前高田コースだけでも歩いてみたいと思いました。



  






みちのく潮風トレイル分科会の様子












陸前高田コースの掲示パネル(小友町)







 

地域おこし協力隊インターン④

~活動は日常の暮らしとともにある 休日編~


 インターンは活動中だけでなく、休日の暮らしも含めて存分に体感するものだと思っています。インターン中の住まいは、認定NPO法人SET のシェアハウスで2週間過ごしました。そこでは、僕と同世代の若者が暮らし、SETの活動や林業、漁業に関わっている人など様々な方と触れ合いました。彼らに共通しているのは、自らの意思で陸前高田に移ることを選択し、芯をもって今を生きているということ。そのような人たちと一緒に食卓を囲み、語り合う瞬間は、互いの立場、背景にとらわれず、ありのままの自分でいることができる、離れていても常につながっている第2の家族のような居場所であると感じました。僕はこのシェアハウスから、人々とつながり、地域に入りこんでいく、きっかけを作りたいと感じました。

 

  




黒崎シェアハウスで鍋&焼きそば      














大祝シェアハウスでたこ焼き

 









 もう一つの休日のハイライトは、真冬の氷上山の登山でした。

 当日は、昨夜降った雪が多く積もっており、本当に登山できるのか?という状況でしたが、山の麓まで行ってみないことにはわからないと思い、思い切って決行しました。笑

 結果は、本当に行ってよかった。雪山では足の膝近くまで雪に埋もれる箇所もあり、足が非常に冷えましたが、慎重に登り、転倒することなく山頂付近まで登ることができました。そこから見た景色は、真っ白な一面から照らし出された壮大な絶景で、山から見た陸前高田のまちが一望でき、どこに何があるのか遠目からでも把握できるようになりました。お試し地域おこし協力隊、インターンを通じて場所の理解が進むと、眺めたときの見え方も大きく変わってくると感じたのが雪山に登っての一番のハイライトでした。夏だけでなく、冬の雪山に登ることも個人的に強く推したいと思いました。笑


 

   







氷上山入口付近            

















氷上山山頂付近












おわりに


以上、僕の陸前高田でのインターン体験記でした!いかがでしたでしょうか?

ここで取り上げたのはほんの一部であり、ほかにも現地でしか味わうことができない食、伝統文化の魅力もたくさんつまっています。

 同時に、まちをとことん知っていくと、この部分がまだ浸透されていないのではないかという課題も多く見られます。この課題と向き合い、より一層訪れやすく、地域経済の活性化を図っていくには、まちの内側だけでなく、外側の視点も持ち、新たなことに挑戦する姿勢が大事になってくるのではないかと感じました。

 僕はそのことを学んだだけでなく、次は自ら実践していきたい。その思いを陸前高田に懸けるつもりで、僕はこの春から地域おこし協力隊に応募し、移住する決断をしました。

 移住して、様々な活動や暮らしを通じた先には、人を通じてまちを愛し、まちを通して人をつなぐきっかけをつくる自分でありたいと考えています。それが達成されたとき、今を生きる若者がそれぞれの夢をもち、変化を自ら引き起こせる社会になることを信じて、これからも進んでいきます。

 このレポートが高田暮らしにおいて少しでも参考になっていただけたら幸いです。ありがとうございました!!

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<プロフィール>

河合 駿 2001年8月8日生まれ

愛知県名古屋市出身。/居住歴:名古屋、大阪、東京と3大都市を渡り住む。

月一で人に会いに行く地方旅が趣味。/サウナ、温泉、ラーメン、ゲストハウスが好き。

/陸前高田のありとあらゆる人とつながりたい

 

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地域おこし協力隊インターンシップの詳細はこちら

https://www.rt-chiikiokoshi.com/support


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編集後記


この1年間で3度目の陸前高田市への訪問。「陸前高田市への移住を決心するためにきました。」そういってインターンシップに応募してくださった河合さんは、どこか覚悟を持ったような顔で挑戦しにきました。職場環境や仕事内容はもちろん、暮らしやプライベートなど陸前高田市への移住を想像しながら過ごした毎日は本当に充実していたように思います。そして、インターン後に地域おこし協力隊へご応募いただき、2026年4月から正式に地域おこし協力隊として着任されました。事務局としても大変嬉しく思います。今後のご活躍を応援しております。

(地域おこし協力隊事務局:永井)


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